どうもこんばんはミホです。
日本では食べられるのに破棄される食品(食品ロス)が年間612万トンあるそうです。
2020年10月1日よる7:00から放送の【日本人の3割しか知らないこと くりーむしちゅーのハナタカ !】で食品ロスについて放送されます。
お店で余った料理を一般の方が安く購入できる食品ロス削減サービスや食品ロス削減運動『3010運動』について放送されます。
今回はあまり知られていない食品ロスの現状など放送された内容をご紹介していきます。
食品ロスとは?
引用サイト:www.silhouette-ac.com
スーパーでの売れ残りや期限が切れてしまうもの、家庭での食べ残しなどまだ食べることができるのに捨てられてしまう食品のことを『食品ロス』といいます。
日本全体で食品破棄物(飼料等で取引されるもの、脱水等により減量したものを含む)は年間で2,550万トンあり、そのうちまだ食べられる食品ロスが年間612万トンです。
これは毎日、大型トラック約1,700台分もあります。
自分が食べ残ししている量だとなかなかここまで多いものだと感じることは、難しいですよね。
しかし、ここまで多くの食べ残しが現状破棄されています。
食品ロスで起こる問題
食品ロスは日本だけでなく世界の先進国や発展途上国、全ての国で起こりうる問題です。
現在、世界では7人に1人が飢えに苦しんでいます。
他にも、食品ロスを含めたゴミの処理に多くのコストがかかっています。
燃やすことでのCO2の排出、埋め立て等の環境への影響。
食品ロスが増えることで、人や社会に多くの影響が出てきます。
せっかく輸入をし食糧を確保しているにもかかわらず破棄してしまっています。
一人一人が食品を大切に無駄なく食べきることが今後とても大切になっていきます。
食品ロス削減サービスを紹介!
フランス
法律上食品を破棄する事を禁止しています。(食品破棄禁止法)
余った食品は、ボランティア団体への寄付を義務付けているそうです。
スペイン
街中に冷蔵庫が設置されており、余った食材を自由に入れ・持ち帰ることができるフードシェアが行われています。
オーストラリア
賞味期限が近いものを無料で提供する世界初のスーパーマーケット!
利用者の寄付で維持されています。
中国
食べ残し禁止令を発表!
大食い動画は削除、検索も警告が表示される場合もあるそうです。
日本
☆余った食材を使った食品ロス対策
・破棄されるパン耳をさらに発酵させたビール
発酵パンビール「bread」660円
・緑茶や紫キャベツなど破棄される野菜を使用した衣服
食べ物ではないものに変身!
☆賞味期限の記載変更
年月日→年月のみにし、賞味期限を伸ばして消費を促す効果が!
フードロス削減アプリ
TABETE
引用サイト:Twitter
国内最大級のフードロス削減サービス「TABETE」
近くの飲食店で余った料理をお得に美味しくレスキュー(テイクアウト)するサービス。
会員数はなんと約30万人!
全国の約1300店舗で使うことができます。
3010運動とは?
引用サイト:環境省
長野県松本市で考案し、全国に広まった食品ロス削減運動です。
10月30日『食品ロス削減の日』として定めれら「残さず食べよう!30・10運動」となりました。
主な内容としては、飲食店で出される生ゴミの、約56%は食べ残しとのことから宴会時の食べ残しを減らそうというキャンペーンです。
<呼びかけ内容>
▽注文の際に適量を注文しましょう。
▼乾杯後30分間は席を立たず料理を楽しみましょう。
▽お開き前10分間は自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう。引用サイト:松本市
各自治体の3010運動ポスター
青森市
わかりやすくロスされている量が数字で記載されています。
東根市
山形の名産さくらんぼのモチーフです。
昭島市
食事のイラストのシンプルでわかりやすいポスターです。
厚木市
厚木市のマスコットキャラクター「あゆコロちゃん」が宣伝してくれています。
佐賀市
外食のもじに食事をしている顔があって、可愛らしいポスターですよね!
この他にもさまざまなポスターが各自治体で発行されています。
気になる方は3010運動で検索すると沢山出てくるので見てみてくだい!
まとめ
日々何気なく食べている食事ですが、こんなにも食べられるものが捨てられているなんて知りませんでした。
いよいよ今月が食品ロス削減の日なので、外食でも食べ残しがないように気をつけていきたいですね!
美味しく楽しく食事をして、無駄が出ない適量を注文することを意識していきましょう。
コメント